最近あったKRUSHの大会で、大阪から上京した知り合いの子が試合に出ていましてね。
まぁ全く上手になってなくて成長のなさにビビったんです。
努力はしてるんでしょうけど、いかんせん格闘技で闘う上で必要な脳ミソの使い方ができてないんですよねぇ。
ある意味数学とか物理や化学と同じで
どうしてこうなるか?っていう考え方が大切になるんですが、
やはりアタマで理解するってことは本間に重要なんだなと思いました。
というより一流アスリートに馬鹿はいませんよね。
普段の話を聞いていて地頭の良さを感じますもんね。
まぁそんな試合を見て、昔から思っていた話なんですが、、。
関西からボクシングの世界チャンピオンは輩出されてますが、実はキックボクシングの世界王者ってまだ一人もいません。
ちなみに僕は元々関東の千葉県出身なんですが、自衛隊やらなんやらで地方や九州暮らして、
そんでもって海外バックパックを経験してるもんなんで
僕の経験から関西の選手、まぁいわゆる関西人について土地柄を踏まえた感想を言っていこうと思います、
あとちなみになんですが、僕は千葉県の柏市ってとこが地元になるんですが
K-1の魔裟斗さんと地元が同じです。すぐ隣接してますとなりの松戸市には那須川天心もいるし、
あ、そうそう柏市にはRIZIN王者の浅倉カンナ選手もいますね
けっこう地元からスーパースター格闘家が輩出してます。
けっこ千葉県には良いジムも多いし、キックボクシングはわりかしメジャースポーツな土地なのかもしれません。
まぁそんなことはさてさてと、
関西人及び関西出身選手についてなんですが、
、、。ずばり
共通して「甘い」選手が多いと思います。「覚悟が弱い」選手が多いです。
これは僕の持論なんですが、関西って『中途半端に環境に恵まれてる』と思うんです。
日本で1番ではない。ですが環境には不便がない。
東京にできた次には大阪に新しいお店が上陸するし、わりかし最先端の情報やモノも地元で手に入りやすいと思います。
ミナミや梅田には日本有数の歓楽街があって、そして町には多岐にわたって様々なジャンルのお店や環境もある。
田舎と違って練習環境やカラダのケアとかにも苦労することってあんまないと思う。
まぁまぁまぁこっからが本題で、
なにより県民性といいますか、
これが一番の悪習で関西選手からハングリー精神を無くす最たるものだと思うんですが、
大阪人って実は『日本一』を目指す必要がないんです。
そう、日本で一番にならなくていいんです。
「地元で1番」になれば、なんとそれはそれで生活ができてしまうんです。
とても小さなコミュニティの中である程度上位になれば、
それだけで生活できる環境になってしまってるんです。
それゆえに地元を離れてさらに上の環境に挑戦する必要がないし、
誰も知らない土地で裸一貫で勝負にでる人が抜群に少ない。
海外で活躍する関西人ってあんま聞いたことない気がしません?
あと地元のコミュニティで繋がりあって村社会の癒着で世の中が成り立ってるから
中小企業の社長や地主が多いし力をもっていて、
親族に金持ちいる分、その既得権益を継ぐために子供達も小さいころから独立心がない。
大企業が少ないですよね。大阪って。
参入する隙間もなければ、みんなも必要としてないんですな。
あと全国で生活して思ったのが、
関西が一番子離れ親離れできてない家庭が多い。
これはけっこうビックリしました。
僕の地元では基本的に両親が上京して実家から出稼ぎにきてる親をたくさん持つ人が多いし、
九州でも早くに地元を離れて就職する人達を多くに見てきたので、
この大阪の40歳過ぎた大人が、親の遺産のために親離れできてない人がたくさんいるのを見てビックリしました。
これって変な話ですよ。
いい歳したおっさんが、まだ自分の両親に自分の人生を支配や影響を受けるなんて、、。
まぁでも、
そういったある意味恵まれた環境に育って身を置く分、
関西出身の選手にもハングリー精神が少なく覚悟のない選手が多い感じるだと思う。
まぁ必ずしも全員が全員そうではないけれど、
やはり傾向といてはすごく大きいと思う。
まぁでもこれは良くも悪くもの話であって、
関西には悪いところではなく、良いところも数えきれないほどたくさんある。
でも選手が覚悟を決めて世界を目指そうと思ったら足枷にもなってる部分がある。
人と人との人付き合いで商売をしてきた関西人が、
選手を育てる環境を中途半端に過保護にしてしまっている。
ほいじゃどうしたら関西からキックボクシングの世界チャンピオンが生まれますか?って話になるんですが
なる必要がないから出てこないと思います。
1つだけ言えるのは、
地元を離れて頑張ってる人達をしっかり応援してあげることですね。